この記事でわかること
- 動画編集を始めるのに資格はいるの?
- 動画編集に必要な資格を知りたい
- 動画編集を始めるときに資格よりも大事なことはあるの?
動画編集を始めるのに必要な資格があるか気になりますよね。
本記事では、動画編集を始めるうえで本当に資格は必要なのかを解説します。
最後まで読むと、動画編集を始めるときに資格よりも重要なことがわかります。
記事の後半では、あると便利かもしれない資格も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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【結論】動画編集に資格は必要ありません
結論から言うと、動画編集に資格は必要ありません。

弊社が運営している「デジハク」で動画編集を学ばれている9割以上の方が未経験からのスタートです。
それでもみなさん副業・フリーランスとして活動しています。
そのため、資格がなくても動画編集のスキルは磨けます。
でも、「もう少し具体的に資格が必要ない理由を知りたい」と思う方もいるのではないでしょうか。
ここからは動画編集に資格が必要ない理由を具体的に解説していきます。
主に3つの理由が挙げられます。
- 実力が重視されるから
- 資格がなくても始められる職業だから
- 資格がなくてもスキルは身につくから
詳しくみていきましょう。
1.実力が重視されるから
動画編集者には、どんなスキルが、どの程度できるのかというのが重視されます。
そのため、資格があれば仕事に困らないわけではありません。
映像制作会社や広告代理店で勤めていた経験があれば、多少評価にはつながります。
しかし、動画編集を始めている方のほとんどが未経験からのスタートです。
一番大事なのは、動画編集の実力や実績をクライアントに示せるかです。

資格にチャレンジするのは素晴らしいですが、スキルを身につける時間にも投資するのがおすすめです。
2.資格がなくても始められる職業だから
動画編集は、医者や弁護士のような資格が必要な職業ではありません。
パソコンに動画編集ソフトを導入すれば、 動画編集者としてスタートできます。
また、動画編集には以下のようなジャンルがあります。
- YouTubeの動画編集広告動画
- ミュージックビデオ制作
- ウェディングムービー制作
- AR/VR制作
これらのジャンルに資格は一切必要ありません。
たしかに、資格があると動画編集や映像制作の知識がつくので、有利になる場面はあるでしょう。
しかし、資格をアピールするより質の高いポートフォリオを提示するほうが仕事につながります。
それは個人でクライアントに依頼する場合でも、企業に面接に行く場合でも同じです。
3.スキルは確実に身につく
案件に応募したりポートフォリオを作成したりする中で、スキルやセンスは磨かれていきます。
資格を学んでいるときはゼロとまでは言えませんが、実践で身につくスキルは磨きにくいです。
やはり、自分の手で動画編集をしてポートフォリオを作ったりたくさんの映像作品に触れたりする経験が重要です。
資格があると安心する気持ちはわかりますが、何より大事なのは実践の場に立ってスキルを磨き続けることではないでしょうか。
動画編集者にとって資格よりも重要な4つのこと
ここからは、動画編集者にとって資格よりも重要なことを解説します。
主に以下の4つです。
- 実績のある人から教わる
- コミュニケーション能力
- SNSでの発信力
- 好奇心
それぞれ具体的にみていきましょう。
1.実績のある人から教わる
独学で学ぶことも大切ですが、右も左もわからない時に独学するのはあまりオススメしません。

スポーツと同じように、間違ったクセがついてしまうと、習得に時間がかかったり間違った方法で覚えてしまったりします。
まずは、動画編集で実績・成果を出している人に習うのがオススメです。
現場に必要な知識や情報が手に入れられるので正しく学んでいけます。
資格を取るのはその後からでも遅くありません。
2.コミュニケーション能力
クライアントの要望を聞いて求められている作品を作るには、コミュニケーション能力が大切です。
また、ディレクションの立場であったら、制作スタッフとの意思疎通や情報共有が重要です。
円滑なコミュニケーションができるだけでも、仕事を頂ける可能性が上がります。
動画編集の仕事においては、コミュニケーションは大きな割合を占めているのでぜひ意識してみてください。
3.SNSでの発信力
特にオススメなのがYouTubeです。
あなたが配信した動画の見て、企業やクライアントから仕事を発注してもらえるケースがあるからです。
配信がうまくいけば、YouTubeからの収益も得られます。
また、SNSには動画編集者を探している人がたくさんいます。
動画編集に関する発信をしていれば、そこから仕事につながるケースも。
SNS経由で仕事を依頼されるのはもはや珍しくないことなので、ぜひチャレンジしてみてください。
3.好奇心
動画編集に対する好奇心があるのは重要です。
動画編集を続けていると、CGアニメーションやグラフィックデザインの知識が必要になってきます。

多様なジャンルの音楽を聴いたり、映画を観てセンスを磨いたりしながら編集のテクニックを磨き、常に最先端の情報や技術を取り入れていく必要があります。
それには動画編集に対する好奇心がなければ続きません。
あると役に立つかも知れない動画編集のオススメ資格4選
動画編集をするうえでは、資格は必要ありません。
ただ、知識として役に立つ資格はいくつかあります。
「資格の知識を編集で応用したい」と考えている方は検討してみてください。
1.CGクリエイター検定
一つめはCGクリエイター検定です。
以下のスキルが学べます。
- 映像表現技術
- CG理論や知識
- CGソフトウェアを効果的に用いる能力
スキル面だけでなく、アニメーション制作やCM・CG映像の制作における、日程や予算設定の仕方も学べます。
アニメーション制作や広告動画に取り組みたい方にはオススメです。
2.Adobeプロフェッショナル
引用:「Adobe」
アドビ認定プロフェッショナル(Adobe Certified Professional)は、アドビが公認する国際認定資格で、Adobe Creative Cloudを活用するスキルがあることを証明します。引用:「Adobe」
Adobe Creative Cloudとは、Adobeのソフトがほとんど使えるパック商品のようなものです。
Adobe Creative Cloudで使えるソフトは以下です。
- Premiere Pro
- Illustrator
- Photoshop
その他にも動画編集で使えるソフトがあります。
2021年からは「Adobe Certified Professional」には、Photoshop と Illustrator に加え、動画編集ソフトPremiere Pro の資格試験もあるので、編集のスキルアップをしたい方にはオススメです。
3.動画編集検定
引用:「動画編集検定」
動画編集検定は、動画編集の技術や技能の習得レベルを測るために提供している資格です。
主に動画編集に関する知識・技能、実務能力等が問われます。
近年では、YouTubeやTikTokなどの動画投稿型プラットフォームの普及に伴い、動画編集のスキルを使って収入を得ていく個人が増えてきました。
個人として、動画編集スキルの技能をチェックしてみたい方にはオススメの資格です。
4.画像処理エンジニア検定
映像通信やCG画像について学べる資格です。
エンジニアやプログラマー向けの資格ですが、動画編集にも役立ちます。
出題範囲は、ベーシック(基礎)とエキスパート(応用)の2つに分かれていますが、動画編集に活かすのであれば、ベーシックで充分でしょう。
動画編集の資格は知識を応用したいときに考えましょう
動画編集における資格の必要性や資格よりも重要なことを解説しました。
この記事のまとめ
- 動画編集は資格がなくてもできる
- 動画編集は資格よりも実力が重視される
- 実績のある人から学ぶことやSNSでの発信力が重要
- 資格はあくまでも基礎スキルを磨いてから検討する
動画編集に資格は必要ありません。
誰でもすぐに始められるのが動画編集の良い点です。
しかし、資格があることで補える知識もあります。
また、資格が自信につながる方もいるでしょう。
資格の知識を応用して、動画編集のスキルを磨いていくのが資格との良い付き合い方ではないでしょうか。