この記事でわかること
- 採用率が上がるポートフォリオの作り方を知りたい
- ポートフォリオはどうやって作るの?
- 実績がない編集者はどうやってポートフォリオを作れば良いの?
ポートフォリオとは、作品集のようなものです。
あなたの自己紹介をしたり編集スキルを証明したりするための動画になります。
副業やフリーランスとして動画編集者の仕事をしていく方にとっては必要不可欠です。
案件を獲得できるかはポートフォリオが重要になりますが、なかなか選考を通過できないと「ポートフォリオの質が悪いのではないか」と悩まれる方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、採用率が上がるポートフォリオの作り方について解説していきます。
最後まで読めば、採用率を上がるポートフォリオの作り方を経験者だけでなく、未経験者の方にも伝わる内容になっているはずです。
ポートフォリオの作り方に悩んでいる方には参考になるので、ぜひ最後までご覧ください。
今回の記事ではYouTubeの動画をポートフォリオにするというのを想定をしています。
2021年の卒業生アンケートでサポート満足率94%を獲得し、多数メディアでオススメスクール第1位を獲得。
お願いしたくなるポートフォリオは依頼内容に近いクオリティの動画
まず、初めにお伝えするのが、クライアントがお願いしたくなるポートフォリオの特徴です。
結論からいうと、依頼内容に近いクオリティの動画はクライアントの目にとまる可能性は高いです。
つまり、動画編集者は応募する前からクライアントを観察して応募する必要があります。
誰にでも同じようなポートフォリオを送っていることはクライアントに気づかれます。
ですので、依頼内容に近い動画の案件に沿ったポートフォリオを作っていかなければいけません。
では、どのようにすれば依頼内容に近いポートフォリオが作れるのでしょうか。
ここからは、以下の3ステップで解説していきます。
- ステップ1.どんな作品を作るか明確にする
- ステップ2.方向性に合った動画の案件に応募する
- ステップ3.YouTubeにアップする
それぞれみていきましょう。
3ステップ!採用率が上がるポートフォリオの作り方とは
ステップ1.どんな作品を作るか明確にする
まずは、どんな作品を作りたいのか明確にする必要があります。
適当に編集した動画をクライアントに観せても採用されません。
- エンタメ系
- ビジネス系
- Vlog系
色々な種類があるので、どんな動画を作るのか明確にしましょう。
「何を作れば良いかわからない」という方は、案件の多い動画から考えてみてください。
最近では、「ゆっくり解説動画」や「2chのスレッドの紹介動画」が狙い目になります。
ゆっくり解説動画とは、霊夢と魔理沙と呼ばれるキャラクターが動画の内容を解説・紹介する動画です。
2chスレッドの紹介動画とは、2chのスレッドを解説する動画です。
ステップ2.方向性に合った動画の案件に応募する
作る動画を明確にしてそれに沿ったポートフォリオを作ったら、作品の方向性に合った動画の案件に応募します。
例えば、ビジネス系YouTubeのポートフォリオだったらビジネス系YouTubeの案件を募集していきます。
なぜなら、クライアントの意図に近い内容での動画編集ができるからです。
ビジネス系YouTubeの編集を求めている人にVlog系のポートフォリオだったら困りますよね。
あなたのポートフォリオの内容に近いか、目的に合っているかを確認して応募するのがおすすめです。

応募内容に近いほど採用率は上がるので、ぜひ探してみてください。
ステップ3.YouTubeにアップする
完成したポートフォリオはYouTubeにアップしましょう。
なぜYouTubeが良いのかというと、ワンクリックで動画を観にいけるからです。
動画ファイルだとダウンロードするのに時間がかかります。
そのため、クライアントはポートフォリオを観てくれない可能性も。

営業文と一緒に作成した動画を送るときはURLで送るのがおすすめです。
未経験でも大丈夫!作る動画の方向性がわからないときの対処法
ここまではポートフォリオの作り方を3ステップで解説しました。
でも、「どんな動画を作っていいかわからない」と考えている方もいるのではないでしょうか。
特に動画編集未経験の方は、作りたい動画のイメージが湧かないかもしれません。
そんな方でも大丈夫です。
これからご紹介する方法であれば、ポートフォリオを作れます。
ぜひ参考にしてみてください。
YouTube動画を参考にする
まずは好きなYouTuberや、よく観ているYouTubeの動画を参考にして作るのがおすすめです。
YouTube動画を参考にすると、ポートフォリオが作れるだけではなく、実務での編集スキルがどのくらい必要なのかがわかるというメリットもあります。
初めはうまくいかないかもしれませんが、続けていくうちにあなたの編集スタイルも確立されていくので、ぜひ実践してみてください。
参考動画があったら同じような作品をプレゼントする
クラウドソーシングサイトには、クライアントの応募文に参考動画として以下のようにURLが掲載されている場合があります。
引用:クラウドワークス
クライアントの過去の作品やそれに近い参考動画が掲載されています。
その動画を参考にポートフォリオを作ります。
なぜなら、参考動画の内容に近い動画をクライアントは求めているからです。

ポートフォリオを作ったことがなかったり掲載できる実績がなかったりしたら、動画を1本作ってプレゼントする方法がおすすめです。
素材はどうする?作る方法を2つ紹介します
次に、動画の素材の手に入れ方を解説します。
方法は2つあります。
- 自撮りをする
- フリー素材を使用する
それぞれみていきましょう。
自撮りをする
1つめは自分自身で素材を撮る方法です。
手間はかかりますが、リアルな編集スキルがわかるのでクライアントからすると評価がしやすいです。
フリー素材を組み合わせて動画を提出しても、カットした部分がわからない場合があります。
そのため、自撮りに抵抗がない方は挑戦してみてください。
フリー素材を利用する
動画や音声には著作権があります。
ポートフォリオで素材を使用する場合は商用利用可能なものを選びましょう。
- 画像
- テロップ
- フレーム
- BGM
- SE(効果音)
- 音声素材
少なくともこれらのフリー素材は集めておきましょう。
効果的なポートフォリオを作って採用率を上げましょう
最後にまとめます。
- あなたの方向性に合ったポートフォリオを作りそれをYouTubeにアップする
- 方向性が決まらなかったら好きなYouTuberの動画などをマネして作る
- 参考動画に近い内容の動画をプレゼントする
- 動画の素材は自撮りかフリー素材を使う
ポートフォリオは動画編集者にとって名刺のようなものです。
今回ご紹介した方法を使ってポートフォリオを作り、ぜひ案件を獲得していただきたいです。
また、「提案文の書き方を知りたい」という方は以下の記事が参考になると思うので、ご覧いただければ幸いです。