この記事でわかること
- 動画編集のお仕事をもらうために必要な提案文の書き方を知りたい
- 採用率が上がる提案文の書き方は？
- 動画編集のお仕事に応募するときの提案文のテンプレートが欲しい
お仕事を獲得するために必要なのが提案文。
しかし、重要なのはわかるけど具体的にどうやって書いていくかというのは難しいですよね。
そこでこの記事では、提案文を書くときに気をつけるポイントを解説します。
最後には、採用率が上がる提案文のテンプレートも用意しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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提案文を書く前にまずはポートフォリオを作る
提案文を書く前にまずはポートフォリオの準備が必要です。
ポートフォリオとは作品のことです。
ここでは、以下について解説していきます。
- どんなポートフォリオを準備しておけば良いか
- どこで公開しておくのか
ぜひ参考にしてみてください。
対応できるジャンルを作品を作っておく
基本的には対応できるジャンルの作品は作っておくと良いでしょう。
クライアントに作品の幅を伝えることができます。
対応できるジャンルが複数ある場合は、一つの動画にまとめて作るより分けておくのがオススメです。
なぜなら、クライアントが確認しやすいからです。
ポートフォリオをYouTubeで公開しておく
作ったポートフォリオはYouTubeで公開しておきましょう。
なぜなら、提案文を提出するときに便利だからです。
動画編集のお仕事は人気ということもあり1度募集をすると、希望者からの提案文が大量に届きます。
そんな忙しいクライアントにポートフォリオを動画ファイルなどで送ってしまうと、開くまでに時間がかかるので、観てもらえない可能性につながります。
しかし、YouTubeのリンクなら、クリックするだけです。
「そんな細かいところまで気にしなくてはいけないのか」と思われるかもしれませんが、小さな配慮がクライアントからの信頼につながっていくので、ぜひ実践してみてください。
採用率が上がる提案文を書くときの3つのポイント
ここまでは、ポートフォリオについて解説してきました。
ここからは、提案文を書くときの3つのポイントについて解説していきます。
大きく分けて3つです。
- GIVEできてるか
- クライアントを観察できているか
- クライアントに共感しているか
それぞれ解説していきます。
GIVEをできているか
クライアントに対してあなたのスキルをGIVEする気持ちで提案文が書けているかが重要です。
GIVEというのは、スキルで役に立ちたいという気持ちです。
あなたがもし、クライアントだったらどちらの動画編集者とお仕事をしてみたいですか？
- A「採用してしてほしいです」「仕事をください」
- B「動画編集のスキルや、本業で〇〇の経験をしてきたのでお役に立てるのではないかと思いご連絡しました」
Aの方のような提案文では仕事を「もらう」という気持ちが前面に出ています。
一方Bの方の提案文は、クライアントに役立ちたいという「あげる」気持ちがみえますよね。
「仕事を欲しいと」というのを伝えるよりも、「お手伝いをさせて頂きたい」「力になりたい」という気持ちを具体的な理由を添えて示すと、クライアントに喜んでいただける良い提案文になります。
クライアントを観察できているか
きちんとクライアントを観察できているかも重要です。
残念ながら、クラウドソーシングサイトなどに応募してくる提案文のほとんどがクライアントの応募文をまともに読まずに応募されています。
ですので、クライアントの応募文をしっかり確認しておくだけでも当選率は上がります。
- 最低でも2回は確認しておく
- 会社のURLがあったら見ておく
- 指定された内容になっているかチェックしておく
以上の3つを意識しておくと、クライアントが求める内容に近い提案文が作成できるはずです。
クライアントに共感しているか
クライアントに共感し、提供できる価値を示すという姿勢が大事です。
- 「貴社の動画CMに対する理念に共感しました」
- 「普段から趣味で筋トレの動画を観るのが大好きです。今回の案件の内容に近いのでお役立てられるかと思います」
クライアントもできればコンセプトに共感した人と働きたいと思っています。
ですので、まずはコンセプトに共感したことを伝えましょう。
そして、そのあとにあなたが提供できる価値を示すことで、一緒に働いているところを想像してもらいます。
コンセプトに共感し、あなたを採用するメリットを伝えるのがクライアントの心をつかむ良い提案文です。
採用率アップ！提案文のテンプレを公開します！
ここからは、本記事で紹介してきた要素を取り入れた提案文のテンプレートを公開します。
初めて動画編集の案件に応募する方や、なかなか提案文が通らない方などはぜひ参考にしてみてください。
経験を積んでいく中で物足りなさが出てくると思うので、その都度カスタマイズしていくと良いでしょう。
基本的な流れは以下の通りです。
- 挨拶・自己紹介・経歴
- スキル・実績紹介
- 要件を伝えて締める
今回はYouTubeの動画編集の案件を想定して作成いたしました。
動画編集の副業で始める提案文のテンプレート
挨拶・自己紹介・経歴
初めまして。動画編集者の〇〇です。
去年まで会社員をしておりましたが、現在は退社しフリーランスの動画編集者として活動しています。
私自身、フリーランスとして活動しているので、募集要項の中にあった「フリーランスを応援するビジネス系YouTubeチャンネル」というコンセプトに共感し、ぜひ私の動画編集スキルでお役に立てるのではないかと思いご連絡しました。
スキル・実績紹介
依頼内容を拝見し、以下のスキルでお力になれるのではないかと思いました。
・カット編集
・テロップ入れ
・BGM・SE挿入
・画像装飾
これらの動画編集スキルと普段からビジネス系YouTubeを観ているので、コンセプトのトーンに合った動画編集ができるかと思います。
以下、募集要項の内容に回答しているので、こちらもご確認のほどお願いいたします。
・現在の職業
フリーランスの動画編集者として活動しています。
・週あたりの稼働時間
1週間あたり50時間稼働しています。
・使用できるソフト
Premiere Pro
Photoshop
Illustrator
・動画制作の実績
過去に製作した、ビジネス系YouTubeの動画を添付いたします。
タイトルA：URL〇〇
タイトルB：URL〇〇
・ポートフォリオ
YouTubeに製作したビジネス系YouTube風の動画があるのでクオリティの参考にしていただければ幸いです。
YouTubeのタイトル：URL〇〇
要件を締める
納期厳守・24時間の返信を徹底しておりますので、信頼に足る動画編集者をお探しであれば、ぜひお任せいただければと思います。
お忙しいところ恐縮ですが、ご検討のほどお願いいたします。
提案文に関するよくある質問【Q&A】
最後に提案文についてのよくある質問について答えていきます。
Q.公開実績がない場合はどうすれば良いでしょうか？
A.ポートフォリオを充実させましょう。複数用意しておくと色々な案件に応募できます。
Q.関わったことのない案件に応募するときはどうしたら良いでしょうか？
A.依頼内容に近い1〜2分の動画を作成して先に作品をあげてしまうのも良い方法です。
クライアントに自分の作品のイメージが伝わります。もし落ちてしまっても今後ポートフォリオとして示せます。
信頼や評価を高まれば収入は上がっていきやすいでしょう
最後にまとめます。
- まずはポートフォリオを準備する
- それをYouTubeに公開しておく
- 提案文を書くときは以下の3つを意識する
- GIVEできてるか
- クライアントから観察できているか
- クライアントに共感しているか
採用率が上がる提案文について書いてきましたば、いかがでしたか？
動画編集のお仕事を獲得するのが一番大変なのは、最初の案件を取るまでです。
最初の案件が取れると、そのあとは採用される確率が上がっていきます。
採用の確率が上がってくれば、副業であれば5万、作業効率化を図れば10〜20万円の収入も可能です。
ですので、今回ご紹介した提案文を書くときのポイントやテンプレートを活用してぜひ最初の案件を獲得していただければと思います。
