この記事でわかること
- フリーランス動画編集者の収入
- 動画編集でフリーランスになる方法
- フリーランスで仕事を獲得する方法
- 辞める前にやっておくと良い準備
YouTubeの盛り上がりによって新しく生まれた職業である動画編集。
動画市場は今後も増加傾向にあり、ますます動画編集者の仕事は必要になっていくでしょう。
そんなクリエイティブ性もあり人気のある動画編集の仕事を、未経験からフリーランスとして稼いでいく方法はあるのでしょうか。
そこで今回の記事では
フリーランス動画編集者の仕事内容や月収
フリーランスの動画編集者になるための学習方法
フリーランスとして仕事を獲得する方法
の順番で解説していきます。
この記事を読めば、フリーランスとして動画編集で働いていく方法がわかるはずです。
最後には仕事を辞める前にやっておくと良いことについても解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
2021年の卒業生アンケートでサポート満足率94%を獲得し、多数メディアでオススメスクール第1位を獲得。
フリーランス動画編集者の仕事内容や収入は
一口にフリーランスの動画編集者と言っても仕事内容はさまざまです。
まずは動画編集者の仕事内容を確認していきましょう。
動画編集者の仕事内容
動画編集者の主な仕事内容は以下です。
- 企画・構成の立案するプロデューサー
- 現場を指揮するディレクター
- 動画を制作する編集者
実績を積みながら徐々に上流工程に上がっていくというイメージです。
未経験のフリーランスの場合、クライアントから受け取った動画素材を編集する仕事からスタートすることが多いでしょう。
撮影技術があったり写真や画像加工をする編集スキルがあったりすると、お仕事の幅は広がっていき単価も上がっていきます。
動画編集の相場
次に動画編集の相場をチェックしていきます。
以下の相場はクラウドワークスでの相場です(2022年2月現在)。
- YouTubeの編集:3,000〜5000円
- 基本編集と映像加工:10,000〜60,000円
Premiere Proを使った編集だと数千円、Premiere Proと3DアニメーションができるAfter Effectsが使えると数万円まで上がります。
YouTubeの編集を受けた場合の月収を予測してみましょう。
- YouTube編集の場合:5000円×30日=15万円
年収で180万円。動画編集の作業は時間がかかるので1日8時間かけて1本製作できたとしてもこれが限界でしょう。
また、休日も考慮していないので独立直後はさらに収入は下がります。

しかし、先ほども説明したようにAfter Effectsなどの他のスキルがあれば単価を上げていくことができるので未経験の場合、徐々に収入が上がっていくイメージです。
フリーランスの動画編集者になるための学習方法
独立直後の収入のイメージは出来たのではないでしょうか。
次にフリーランスとして動画編集をやっていく場合の学習方法について解説していきます。
大きく分けて2つです。
- スクールに通う
- オンライン講座を受ける
順番に解説していきます。
スクールに通う
フリーランスとして動画編集をやっていくのであればスクールがオススメです。
理由は2つあります。
キャリア相談のサポートがある
スクールには、キャリア相談のサポート体制が整っています。
未経験からフリーランスになるための営業方法や必要なスキルについて相談ができます。
また、「本当にフリーランスになるべきなのか」をじっくり聞いてくれる人はなかなか近くにはいないと思います。
キャリア相談のサポートを利用することで、進路を明確にしたうえでフリーランスになるべきかを決めることができるでしょう。
ポートフォリオを添削してくれる
ポートフォリオの質は獲得できる仕事の内容にも影響します。
そのためには良い感じのポートフォリオを作る必要がありますが、それにはプロの目で添削してもらうのが一番早いです。
添削してもらい、ブラッシュアップしたポートフォリオをクライアントに提出することで早い段階で高単価な案件を獲得できますし、スキルも上がるでしょう。
オンライン講座を受講する
オンライン講座を受講するのもオススメです。
オンライン講座を受講する場合、以下の特典があるか確認すると良いでしょう。
- 質問し放題の制度がある
- 添削してくれる
- オンライン受講後、実案件を紹介してくれる可能性がある
質問し放題の制度がある
わからないところや解決に困ったところがあったらすぐに質問できる環境があるオンライン講座を選びましょう。
自分自身で問題を解決していく姿勢はフリーランスとしてとても重要です。しかし、そもそもどんな問題で悩んでいるのか、明確になっていなければ悩みが解決することはありません。
いわゆる「わからないことがわからない」という状態です。

どこの問題で詰まっているのかを切り分けられるようになるまでは、質問をしてすぐ次に進みましょう。
作品を添削してくれる
制作した動画を添削してくれるオンライン講座がオススメです。
作品の質が高ければ、案件を獲得できる可能性が上がるでしょう。

客観的に見てもらうことで改善点もわかりスキルアップにもつながります。
実案件を紹介してくれる可能性がある
オンライン講座を受講後、質の高いポートフォリオを提示することができれば、オンライン講座内のコミュニティで案件を紹介してくれる可能性もあります。
確実ではないですが、営業をしなくても案件を獲得できるチャンスはかなり少ないので有効活用してみてください。
講座を受けるときは、案件の紹介があるか確認してみましょう。
独学かフリーランスのどちらかを悩まれている方は以下の記事を参考にしてみてください。
未経験のフリーランス動画編集者が仕事を獲得するための4つの方法
ここからはフリーランス動画編集者が、どこから仕事を獲得していけば良いかを解説していきます。
①:クラウドソーシングサイト
クラウドソーシングサイトとは、企業や個人がネット上で仕事を受発注できるサイトのことです。
利用者も多く、仕事が取りやすいクラウドソーシングサイトは
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
以上の3つがオススメです。
②:SNSを活用する
SNS上にも動画編集の仕事はたくさんあります。
Twitter上で仕事を取れるということも珍しくありません。
「動画編集 仕事」で検索するとたくさん出てくるのでぜひ試してみてください。
③:オンラインサロン
オンラインサロンとは、facebookやSNSの媒体を利用したオンライン上の月額制コミュニティです。
オンラインサロンには、動画編集の仕事を外注したい個人の方やクラウドソーシングサイトのような仕事を受発注できるシステムがあります。
クローズドなコミュニティなので、クラウドソーシングサイトより単価が高かったりライバルが少なかったりするので案件が獲得しやすいです。

フリーランスとして活動していくには、オンライン上でつながりを持っておくことが重要になってくるでしょう。
【辞めた後も安心】フリーランスが独立前にやっておくべき準備とは
未経験フリーランスの動画編集者が一番不安になるのがお金の問題でしょう。
ここまで説明してきた方法を使えば仕事が取れないという状態にはならないはずです。
しかし、仕事が決まるまではお金の不安はあるかと思います。
そこでフリーランスとして活動していくにあたってやっておいた方が良い準備について解説します。
生活防衛資金を作っておく
生活防衛資金とは、数年間無収入でも生活には困らない金額のことです。
フリーランスとして活動していくのであれば生活費の1〜2年分を貯めておきましょう。
生活防衛資金があれば精神的な安心にもつながりますし、万が一病気や怪我をした場合でも対応できます。
会社員時代に取引先を持っておく
勤めている会社によっては難しい場合もありますが、一番安心してフリーランスになれる方法です。
例えば、営業先の企業様に「今動画編集を勉強しているんですが動画制作をする機会があればぜひお声がけください」
と伝えておくことで「やってみたい」となれば会社を退職する前にクライアントを持つことができ、安心してフリーランスとして活動できます。
未経験からでも動画編集者として活動できる時代
最後にまとめます。
- 独立直後は大変かもしれないが、実績が積み上がれば単価が上がり収入も上がっていく
- フリーランスになるためにはスクールやオンライン講座を活用する
- SNSやオンラインサロンを使用して早めに実績を作る
- 生活防衛資金や退職前に取引先を持つことで、安心してフリーランスとして活動できる
独立直後は大変かもしれませんが、現在ではお仕事を獲得できる場所はたくさんあります。
動画編集者はまだまだ足りていない状態なのでチャンスも多いでしょう。
未経験のフリーランスの動画編集者を目指すときには、ぜひ今回の記事が参考になれば幸いです。