この記事でわかること
- 収益化できるYouTubeチャンネルの仕組みや条件がわかる
- YouTubeで収益化チャンネルを作る仕組みがわかる
YouTubeの収益化をするのはとても大変です。
しかし本記事を読むと、収益化までの具体的なステップがわかります。
これからYouTubeを始めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
運営者情報
・動画編集のオンラインスクール「デジハク」を運営
・2021年12月「オンラインスクール比較ナビ-SKILL NAVI」でオススメ動画編集スクール第1位を獲得
・2021年の卒業生アンケートでサポート満足率94%を獲得
オススメは広告収入!YouTubeの収益化の仕組みを解説
YouTubeを収益化するにはまずYouTubeパートナープログラムに参加する必要があります。
YouTubeパートナープログラムとは、Googleが提供しているYouTubeで収益化をするための機能がそろったシステムです。
YouTubeパートナープログラムに登録すると、5つの収益を得られます。
- 広告収益
- メンバーシップ
- SuperChatとSuper Stickers
- グッズ紹介
- YouTube Premiumを収益
上記の中でも広告収益は動画をYouTubeにアップすることで、収入につながるためオススメです。
広告収益はYouTube上であなたの動画が再生され、広告が表示されると収益が得られる仕組みとなっています。
YouTubeを収益化をするための3つの条件
YouTubeの収益化には、5つの仕組みがあると説明しました。
しかし収益化をするには3つの条件をクリアしなくてはいけません。
3つの条件は以下のとおりです。
- 年間視聴時間が4,000時間
- 登録者数1000人以上
- 広告掲載できるコンテンツか
それぞれ具体的に解説します。
年間の総再生時間が4,000時間
YouTubeを収益化するには、動画の本数にかかわらず1年間の再生時間が4,000時間必要です。
4,000時間=24,000分です。
10分の動画を10本公開している場合は、1本あたりの再生時間が2400回再生されていれば到達します。
1本あたりの再生数が少なくても動画の数を増やしていくことで、収益化できます。
登録者数1000人以上
登録者数1000人以上の条件は、YouTubeを収益化するうえで最もハードルが高いです。
あなたのチャンネルのファンを1000人以上作るのは、動画を更新し続ければ到達できるかというとそうとは限りません。
他のSNSで発信したりマーケティングを学んだりする必要があります。
1000人以上の登録者がいるYouTubeチャンネルは、全チャンネルのうち上位10〜15%だといわれています。
登録者数1000人以上の条件を突破するには、YouTubeにかなり力を入れる必要があります。
広告掲載できるコンテンツか
広告が掲載できるコンテンツを投稿しているかというのも重要です。
Googleによると、以下のコンテンツはガイドラインにそって広告掲載に適しているかを判断しているようです。
- 不適切な表現(冒とくや下品な表現)
- 暴力
- アダルトコンテンツ
- 衝撃的なコンテンツ
- 有害または危険な行為
- 差別的または中傷的なコンテンツ
- 危険ドラッグや薬物に関連するコンテンツ
- 銃器に関連するコンテンツ
- 物議を醸す問題
- デリケートな事象
- 不正行為を助長する商品やサービス
- 子どもや家族向けとして不適切なコンテンツ
- タバコに関連するコンテンツ
- 扇動的、侮辱的なコンテンツ
動画を投稿する際は、上記のコンテンツではないか確認しておきましょう。
ジャンル選びは重要!YouTubeで収益化するチャンネルを作る前の準備戦略
ジャンル選定を失敗してしまうと、YouTubeチャンネルの収益化はむずかしいでしょう。
「でもどうやってジャンルを選べばいいの」と思っている方がいるでしょう。
ここからは、YouTubeチャンネルを立ち上げる前からできるジャンル選定の方法やポイントを解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
チャンネル設計をする前にリサーチをする
YouTubeには検索機能があるので、あなたが今考えているジャンルを調べてみましょう。
そして競合を以下のカテゴリに分けて分析します。
- 再生数
- チャンネル登録者数
- 平均再生数
- 最高再生数
- チャンネル設立日
- どのようなチャンネルか
ジャンルごとに10〜20チャンネル程度をリスト化してみると、伸びているチャンネルの特徴がわかってきます。
この情報を元に、参入できるかを考えていきます。
そしてモチーフにするチャンネルもいくつかピックアップしておきましょう。
ジャンル選定をするときはトレンドを意識する
つぎにジャンルを選定していきます。
ジャンル選びの際に大事なのがトレンドです。
YouTubeには有名なインフルエンサーの投稿した動画が話題になったり、世間で起きている話題の出来事がきっかけで再生数が上がっていたりする動画があります。
ジャンルを選定するときは、「このジャンルはトレンドに乗れるか」ということを考えておくのがオススメです。
動画の再生数を上げるには、トレンドは無視できません。
YouTubeで「今求められているもの」を投稿する意識は重要です。
やれそうなチャンネルかどうかを考える
「自分でもやれそうなチャンネルか」を考えるときは、どのようなチャンネルなのか、どのような表現方法なのかに焦点を当ててみてください。
たとえば
- 顔出しをしているか
- 実写か紙芝居か
- 実況系か解説系か
- 視聴者の年齢層
- 視聴者の性別
などが挙げられます。
その中でも市場が大きかったら、収益を得られる可能性があります。
しかしあまりに市場が大きいと埋もれてしまうので、専門性を高めたり視聴者の対象を絞ったりしてみてください。
収益化する動画の構成を作る上での5つのポイント
収益化する動画の構成を作るときは以下の5つのポイントを意識してみてください。
- 動画のレイアウト
- 動画の長さ
- 台本
- 概要欄
- サムネイル
それぞれ具体的にみていきましょう。
動画のレイアウト
まずはモチーフにする動画のレイアウトを確認します。
いくつか動画を観ていくと、ジャンルによって画面構成がある程度決まっていることがわかってきます。
そのパターンを見抜き、あなたの動画に取り入れていきましょう。
レイアウトを参考にするときは、再生数の高い動画をモチーフにしてみてください。
人気のあるチャンネルは、視聴者が「観たい」と思う仕組みがたくさんされているからです。
動画の長さ
モチーフにする動画の1本あたりの長さを調べてみてください。
動画の長さを間違えてしまうと、途中で離脱されてしまう原因にもなるからです。
再生時間はジャンルによって違いますが、約10分前後が多いはずです。
適切な視聴時間で投稿することで、多くの方に観てもらえます。
台本
以下の点に気をつけながら台本の構成を分析してみましょう。
- 掛け合いなのかひとり語りなのか
- 創作系なのか解説系なのか
「文章を考えるのが苦手」と考えている方は外注も視野にいれましょう。
WebライターにYouTubeの台本作成を依頼することもできます。
概要欄
概要欄にはあまり共通したポイントがないかもしれません。
共通点を探すときは以下の部分から探してみてください。
- 自己紹介
- チャンネルの内容
- 誰に向けて発信しているのか
- 動画内で紹介した商品や関連動画のリンク
YouTubeの概要欄はテンプレート化することもできるので、一度作ってしまえば終わりです。
動画の最後の挨拶でも活用できるので、早めに作るのをオススメします。
概要欄について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
サムネイル
サムネイルは視聴者にとって動画を観るか観ないかを判断する材料になります。
なぜならYouTubeを視聴するユーザーは、以下の順序で動画をクリックするか判断するといわれているからです。
- サムネイル
- 動画のタイトル
- チャンネル名
いいサムネイルを考えるには参入するジャンルのマネをしましょう。
再生数が多い動画のサムネイルの特徴をまとめてみてください。
タイトルや画像に共通点があるはずです。
YouTubeの収益化に関するQ&A
どんな機材が必要ですか?
初心者の方はまず以下の機材のみで十分かと思います。
- YouTube撮影用のカメラ(iPhoneでも可)
- 三脚
収益が増えたり撮影をしたりするなかで必要だと感じたら、買い足していきましょう。
オススメの動画編集ソフトはありますか?
用途によって変わりますが、一般的な動画編集をするならAdobeのPremiere Proがオススメです。
ゆっくり解説をしたい方はYMM4(ゆっくりムービーメーカー4)を使用する必要があります。
動画編集ソフトについては以下の記事を参考にしてみてください。
YouTubeを収益化するヒントはモチーフを見つけること
YouTubeの収益化をするには、モチーフにするサイトを見つけることです。
YouTubeのテーマに「好きなことで稼ぐ」というコンセプトがあります。
たしかに好きなことで稼ぐことは大切ですが、市場のニーズという大きな視点で考えると、視聴者が求めているものをリサーチして届けるのが重要です。
YouTubeの収益化が目的であれば、まずは売れているチャンネルのマネからはじめてみましょう。